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令和7年度東京アニメピッチグランプリ受賞者紹介

最優秀賞作品

優秀賞作品

最優秀賞作品

もう一人のアリス

メイン画像:もう一人のアリス

あらすじ

『不思議の国のアリス』のモデル、アリス・リデルの人生を語ることによって、自分らしさを見つけることへの応援メッセージを届けます。世界中に広がる“物語の中のアリス”に呪われたリデルが、旅や芸術、家族を通して自分と向き合い、呪いを祝福に変えていく物語です。

作品に込めた思い

アリスは人生をかけて読み続けられる懐を持った作品であり、その作家とモデルもドラマに溢れています。私自身、幼少期から今に至るまで挿絵、翻訳、歴史においてアリスを調べ続けています。その過程で、やりたいことがあってそれを実現する才能があったルイス・キャロルから、芸術の名において勝手に見出されてしまった小さなアリス・リデルのことを知りました。彼女の残した日記をたどりながら、あるかもわからない「本当の自分探し」を続けたリデルの旅を紐解いてみたいと思い、本作を企画しました。

クレジット

企画:吉澤 佑実子 / 株式会社サラマンダー

受賞者プロフィール

株式会社サラマンダー

アニメーション制作会社です。作品の企画立案から、最終的な納品までを一貫して担います。作品ごとに最も適したクリエイターのチームを組成していくことは言うまでもありませんが、同時に、その作品にとって最も適した新しい制作手法も構築していく、という姿勢が最大の特徴です。

お問い合わせ

https://slmndr.jp/

優秀賞作品

(注)掲載順序は事業者名の五十音順です

フワットロボ∞(インフィニティー)

メイン画像:フワットロボ∞(インフィニティー)

あらすじ

「正解ばかりの毎日は、ちょっと息苦しい。」
AIが「正解」をくれる未来都市。優柔不断な中学生ルミナは、自分の「決められなさ」を欠点だと思っていました。そんなある日、ルミナの迷いに反応して姿を「ふわっ」と変える不思議な「フワットロボ」が現れます。
クラスメイトのマコトやそらこすと共に、AIが決めた「正しい生活」から少しだけはみ出す、ヘンで素敵でドタバタな毎日が始まります。人々の迷いを奪い、世界を一つの正解へ収束させようとするAIに対し、ルミナたちは寄り道や失敗の大切さを見つけていきます。
未来は、ふわっとしている方がいい!きっとあなたもそう思ってくれるはずです。

作品に込めた思い

突然ですが、最近、何かを自分で決めましたか?
AIが正解をぽーんと出してくれる時代。ラクですよね。正直、僕もラクをするのは大好きです。
でも、その便利さに慣れすぎた世界って、ちょっぴり怖くないでしょうか。
失敗を避け、効率ばかり求める今だからこそ、あえて「迷うこと」の価値を伝えたい。回り道して、試行錯誤する。その瞬間にこそ、人は成長できるはず。これは、そんな迷える人たちに贈る物語です。

クレジット

企画・原案・キャラクターデザイン・監督:阿波 パトリック徹

受賞者プロフィール

阿波パトリック徹(TOHRU PATRICK AWA)

ハリウッドで20年ほどぼんやりしている間に、キャラクターデザイナー・コンセプトアーティストとして『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『ラブ、デス&ロボット』等、世界的大ヒット作にいつの間にか多数参加。『ルパン三世 THE FIRST』等国内作のデザインも。監督作にNetflix『メックカデッツ』他。好きなPhotoshopのショートカットはShift+F6(境界線をぼかす)。

お問い合わせ

HP: https://www.instagram.com/patrick_awa

優秀賞作品

わすられ森の物語

メイン画像:わすられ森の物語

あらすじ

迷い込むと大事なことを忘れてしまう森、Forest Somethingで、少女ルビーは迷子になってしまった。「私はどこに行くはずだったの?誰かと約束していたの?」途方に暮れるルビーは管理人のオオカミの尻尾を掴み、詰め寄って困らせる。
その森に囚われているのは、ルビーだけではない。妹を探す男の子と兄を探す女の子はいつになっても会えないでいる。自分で書いた手紙の宛先を探しているポストマン。レシピを忘れたお菓子職人。突然消える足跡。どうやら、その謎を解くたびに、忘れていた思い出が一つずつ蘇るらしい。ルビーは約束を思いだし無事に家に帰るために、オオカミは呪いを解いて森の木を守るために、二人は協力して謎を解く!

作品に込めた思い

毎日多くの情報に埋もれながら、多くの人が「忘れてしまうこと」を不安に感じているのではないでしょうか。
けれど「本当に忘れたくないこと」とは何か、改めて考えた時、それは自分の中にしかない記憶、経験の思い出なのではないか、と気がつきました。
登場人物のエピソードに共感し、笑いながら、見る人それぞれの楽しい記憶が、あたたかくよみがえることを願っています。

クレジット

企画・デザイン・監督:加藤タカ
シリーズ構成・脚本:加藤タカ・真柴あずき
制作・著作:Studio Selfish 合同会社

受賞者プロフィール

Studio Selfish合同会社

代表・加藤タカ(加藤孝子)。
世界中の人たちの日々の暮らしに「小さな幸せ」を届けるべく、アニメーションと絵本の企画・ストーリー・デザイン制作を中心に活動中。
3DCGアニメーション:Baby TV [Rocco](監督・デザイン)、HTB[Onちゃん](監督)、「まっくらランドのホネイヌくん」(監督・デザイン)/2Dアニメーション:NHKEテレ「くつだる。」)監督)
絵本:「ポケットの中のビビビ」「しっぽの国のビビビ」「Laidback Luのしあわせお茶時間」

お問い合わせ

Studio Selfish 合同会社
東京都杉並区荻窪5-14-5 ワコーレ荻窪214
http://studio-selfish.jp/WP/

優秀賞作品

ポノリ
~10秒だけ巻き戻す
小さなやさしさの物語~

メイン画像:ポノリ ~10秒だけ巻き戻す小さなやさしさの物語~

あらすじ

風の精霊ポノリは「10秒間だけ時間を巻き戻すチカラ」をもっています。
このチカラを使い、京都の特別ではない普通の人たちの「人生の分岐点」に立ち会い選択のやり直しを可能にします。やり直すことで未来は変化しますが、それが良いのか悪いのかはわかりません。ポノリはただそこにいて、人の人生に寄り添うだけの存在です。
この物語は普通の人たちの「人生の分岐点」を切り出したオムニバスストーリーです。

作品に込めた思い

人の人生は、劇的な出来事だけで変わるのではなく、ささいな出来事や心の揺らぎひとつで変わってしまうと思っています。
たった10秒でも未来は変えられるかもしれない。
その10秒が、やさしい世界をつくるきっかけになると信じています。
小さな存在のポノリが、あなたの心を少し整え、明日をほんの少し生きやすくする
そんな物語を届けたいです。

クレジット

監督・脚本・キャラクターデザイン:こづつみPON
プロデューサー:ぼうだのりゆき

受賞者プロフィール

PONORI合同会社

アニメーション監督・こづつみPONと、クリエイティブプロデューサー・ぼうだのりゆきが、生成AIを活用した新しいアニメーション表現を追求するために2025年に設立。
長年のアニメーション/3DCG制作で培った技術とノウハウを土台に、AIの力で品質とスピードを両立する“新時代のアニメーションスタジオ”を目指しています。

お問い合わせ

info@ponori.jp
https://ponori.jp/

優秀賞作品

猫の妙術
ZEN CAT : The Strange Art
of Not Fighting

メイン画像:猫の妙術 ZEN CAT : The Strange Art of Not Fighting

あらすじ

戦のない江戸。侍の勝軒は、辻斬りに遭った夜から「強くなければ生き残れない」という恐怖に取りつかれていた。
そんな彼には、誰も知らない秘密がある。猫と話せるのだ。
ある日、屋敷に巨大な鼠が現れる。勝軒は「技の黒猫」、「怪力の虎猫」、「調和を極めた灰猫」の3匹の達人猫を呼び寄せる。
だが鼠には通じない。磨き上げた技も、誇る力も、はね返された。
最後に現れたのは、「よぼよぼの古猫」。 構えず、ただ、鼠の前に立つ。
やがて―― 退いたのは、巨大鼠のほうだった。
なぜ古猫だけが勝てたのか。 その答えに触れた瞬間、心の異世界へ。
景色がゆがみ、世界が裏返る。勝軒はそこで敵は自分の中にいることを知るのだった。

作品に込めた思い

ダイナミックなアクションと圧倒的な没入感で、子どもも大人も心が高鳴るエンタテインメントを目指します。本作が描くのは、剣の強さではありません。うまくやろうとするほど揺らぎ、崩れていく心の動き。そのわずかな乱れが引き金となり、世界は反転し、内面は壮大な異界バトルへと姿を変えていきます。
“メンタル・アクション・ファンタジー”という形で、プレッシャーの時代を生きる私たちに、内なる恐れを越えていく感覚を体験として届けます。

クレジット

監督:GAZEBO
企画・プロデューサー:幸積 彩
キャラクターデザイン:藤井 愛子、阿部 菫
製作:TETRA
原作:高橋 有『新釈 猫の妙術──武道哲学が教える「人生の達人」への道』(草思社 刊)

受賞者プロフィール

柳原 弘太郎

ディレクター
映画の助監督・美術・CMプロダクションを経て独立。
GAZEBO名義で企画・演出・脚本を手がける。2019年より短編映画を監督。 新しい価値観を題材に、普遍的なテーマに落とし込んで描くことを得意としている。SSFF&ASIA 2022 ブランデッドショーツオブザイヤー
好きなものは藤子不二雄・大瀧詠一・深夜ラジオ

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