2020年度 出展者・出展作品紹介
森の番人グスタフ
あらすじ
「半人前の番人がいつも見張っています」
半人前の森の番人グスタフは今日も森の平和のために見張っている。何を?それはグスタフにも分からないのだ。だけど見張るのが仕事なのだ。
主人公グスタフは半人前だが正義感が強い森の番人(妖精)。大人になると巨大になり、森の番人として平和を守り、住人達から尊敬される存在になる。しかし、まだまだ半人前で小さいので住人達にはちょっとバカにされている。弓矢が得意でリンゴが大好き。お腹が弱いのでいつも腹巻をしている。相棒は迷子のミツバチ、フーゴ。
森の住人達は癖の強い連中ばかり。グスタフが見張っていると思いもよらぬハプニングを住人達が起こしてしまう。早速グスタフの出番だ…!
作品に込めた思い
様々なハプニングに巻き込まれるグスタフですが正義感と諦めない前向きさと子供らしい発想で最後には問題を解決します。時には失敗もします。
「出来なくてもまずは諦めずに頑張ってみよう、頑張ったなら失敗したっていいさ」そんなシンプルなメッセージを世界中のファミリーにお伝えできればいいなと思っています。
クレジット
監督・原案・脚本:富岡聡
アートディレクター:宮崎あぐり
制作:カナバングラフィックス
プロフィール
有限会社カナバングラフィックス
「ウサビッチ」「やんやんマチコ」「イナズマデリバリー」などオリジナルコンテンツから、TVシリーズ、ゲーム、CMなど、幅広く制作をするCGアニメーションスタジオです。企画、脚本、演出、絵コンテ、美術や世界観設定からフル3DCGの全ての制作や、国内外でのライセンシングや配信契約などの実績もあります。
お問い合わせ
有限会社カナバングラフィックス
〒164-0012 東京都中野区本町1-13-18 大新NSビル 9階
http://www.kanaban.com
白オバケ黒オバケ
あらすじ
ここは魔のバミューダー海域に浮かぶオバケの島。イギリスから缶詰で流れ着いた、へんてこなオバケたちがたくさん住んでいます。ここには人間はいないので脅かす相手もいません。だからオバケたちはのんびり仲良く暮らしています。たいていは誰かが何かをやらかしてちょっとした事件が起きますが、双子のオバケ「シロッチ」と「クロッチ」が、おっちょこちょいすぎて、それを大騒動に広げがち。おかげで平和な島はいつも大騒ぎ。でも島のオバケたちはそれを楽しんでいる風でもあり、次に期待している風でもあり…。ユニークでキュートなオバケたちが繰り広げる、抱腹絶倒のスラップスティックコメディ。シリーズアニメでお届けします。
作品に込めた思い
オバケたちはみんな仲良し。たまには喧嘩もするけれど、大好きなお菓子を分け合えばすぐに仲直り。それぞれ見た目や性格は違うけど、お互いに思いやり、分かち合い、許し合えば、違いを超えて仲良くなれる。白オバケ黒オバケはコメディだから大爆笑してくれれば良いけれど、子供達が自然とそんな感性を身につけてくれたら尚うれしい。そんな気持ちで作っています。
クレジット
企画、総監督:うるまでるび
監督:沼口雅徳、薄井俊作
3DCGアニメーション:Flying Ship Studio
プロデューサー:小澤江美
プロフィール
有限会社うるまでるびスタジオ
1998年に2人組アーティスト「うるまでるび」によって設立されました。代表作はフジテレビ「ウゴウゴルーガ/しかと」、NHKみんなのうた「おしりかじり虫」、絵本「白オバケ黒オバケシリーズ」など。設立以来、まずキャラクターとそのワールドをディープに構築し、それをアニメーションや絵本、歌などのコンテンツにして発表しています。これまでに600以上のキャラクター、500以上のアニメーションを制作、そのほとんどが自主制作です。うるまでるびのミッションは「世界中の子どもとその親、さらにその親の三世代のファミリーを笑顔にすることによって世界平和が実現すること」です。
お問い合わせ
Feather
あらすじ
この作品はちいさな人形の少女が、バレエダンサーになる夢を目指す物語です。舞台は古い屋根裏部屋にひっそりと置かれている、ドールハウスで繰り広げられます。体験者は物語を見守るだけでなく、所々で少女に『FEATHER』を渡す、インタラクションをすることになるでしょう。
『FEATHER』とは、『勇気』や『はげまし』の意味を内包するシンボルです。白くて軽くて、フワッとした羽の形をしています。少女が何らかの困難にぶつかった時、体験者のもとに『FEATHER』が現れます。少女は体験者から渡された『FEATHER』を受け取りながら、すくすくと成長していき、バレエダンサーになる夢へと突き進んでいきます。
作品に込めた思い
一般的に、人々は『受け取ること』が自身の幸せにつながると考えます。
しかし私たちはこの作品を通じて、体験者に『与えること』こそが本当の幸せをもたらすということに気付いて欲しいのです。
この作品にはセリフも字幕もありません。VRゴーグルを着用すれば、誰でも作品を楽しむことができます。世界中のより多くの人々に、Featherを体験してもらえることを願っています。
クレジット
・ディレクター:伊東ケイスケ
・プロデューサー:待場勝利
・アシスタントプロデューサー:大橋哲也
・オリジナルミュージック:森下唯
・ロゴデザイン:秋山 未来
プロフィール
株式会社CinemaLeap
2019年4月に設立され、VR映画やスマホ向けの縦型映画の制作・配給、ならびに企業のWEBムービーの制作を行っています。配給宣伝を行う、伊東ケイスケ監督によるVRアニメーション『Feather』は、ベネチア国際映画祭・釜山国際映画祭をはじめ数多くの映画祭にノミネートされ、ベルリン国際映画祭のヨーロピアン・フィルム・マーケットでも上映されています。
お問い合わせ
東京都港区虎ノ門4丁目3−1 城山トラストタワー4階
info@cinemaleap.com
https://cinemaleap.com/
SAMURAI PIRATES
あらすじ
舞台は海上都市「タカラジマ」。街の人気アイドルであるエンは、ひょんなことからサムライ魂を持った精霊「オメツケ」の力を受け、人の心に潜む悪意から生み出された「ONI」を退治する使命を与えられます。エンの周りに4人の仲間が集まり、表の顔はアイドルグループ「ラブリー・パイレーツ」、裏の顔はONIを取り締まる「サムライ・パイレーツ」として、「HAPPY!」を奪い返すために戦います。
「HAPPY GET! 鬼は外!」を合言葉に、5人の女の子がサムライ・パイレーツに変身して戦うアクション冒険ストーリー。
作品に込めた思い
「魔がさす」という言葉があるように、大人でも子供でも、心がちょっとした悪意に取り憑かれてしまうことがあります。誰もがつい抱いてしまう悪い心と戦い、「HAPPY!」を奪い返そうと奮闘する5人の女の子たちの活躍を通して、“大切なものは諦めずに自分の力で奪い返せばいい!”というメッセージを子供たちに送り続けたいと思います。
クレジット
企画・原案・プロデューサー:吉田 健
脚本・シリーズ構成:水野宗徳
キャラクターデザイン・アートワーク:嶋田清香(レッドハウス)
タイトルロゴ:鈴木 純(レッドハウス)
監督・絵コンテ:芦野芳晴
制作・著作:株式会社ピコナ
プロフィール
株式会社ピコナ
事業内容:
3DCGによるアニメーション映像制作を中心に、グラフィックデザイン、オリジナルアニメ&キャラクターの企画・開発・制作を行っているスタジオです。主にセルルック系3DCGと子供向けアニメーションを得意とし、近年ではオリジナル作品の企画・開発と海外展開に力を入れております。
お問い合わせ
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-3-8
第5スカイビル311
TEL: 03-6384-5966 FAX: 03-6384-5965
HP: http://picona.jp
ドラゴンの宅急便
あらすじ
青い空のその彼方、広大な雲海の中に点在する島々に暮らす人々。そこではドラゴンが手紙や小包の配達をしています。誇り高く強力な生き物であるドラゴンですが、そんなドラゴン族の1匹「パフ」は内気で郵便局組合の中でも評判の悪いトラブルメーカー。そんな彼に仕事を任せたい人がいるわけもなく…彼の受付箱はいつも空っぽ。しかしそんな彼の元に来た一人の少女。ある条件をつけて落ちこぼれドラゴンに荷物の配達を頼みました。
「荷物はもちろん!わたしも一緒に連れて行きなさい!!」
作品に込めた思い
ドラゴンと人間の絆を描いて、子供と大人の両方を楽しませる魅力的なキャラクターと心温まる物語。「名作劇場」のような友情の大切さを伝えるシンプルなストーリーに、ファンタジー要素を混ぜ子供だけでなく大人もワクワクしながら見入ってしまう、そんな作品を目指しています。
クレジット
原案・企画・監督:Lamperti Giulia
プロデューサー:Limthong Chidphong, Mochizuki Kohtaroh, Lamperti Giulia
コンセプトアート:Lychnis, Sakai Ai
作画:Piti Yindee, Akatsuki Yo, Maxi, Youngsoon Shin, Pino Nippy Ieno, Lamperti Giulia
撮影:Katano Kaede
音楽:Roger “Rekcahdam” Hicks
プロフィール
株式会社Alunite
アニメーター、プロデューサーである望月皓太郎、リムトン・チッポン、ランペルティ・ジュリアを中心として設立されたクリエイティブスタジオ。アニメーションをはじめ、多様なコンテンツのストーリーボード、キャラクターなどの企画、制作、研究開発を行い、垣根のない創造性とメッセージを持った作品を実現させる。出展作品「ドラゴンの宅急便」の企画、制作を契機に多国籍な創作ルーツを持つ自主制作グループとボーダレスな制作体制を法人化し、令和元年度に始動。