2018年度 出展者・出展作品紹介
アラーニェの虫籠
あらすじ
郊外の工場跡地に建つ巨大集合住宅。
最近では、女子高生の変死体が発見され、不可解な心霊現象が目撃されるなど、いわくつきの噂が絶えない場所だった。
ここに引っ越してきた、気弱な女子大生りん(花澤香菜)は、ある夜、救急車で搬送される老婆の腕から大きな虫が飛び出るのを目撃する。
虫のことが気になったりんは図書室で調べる内、民俗学者の時世(伊藤陽佑)と出会い、過去にもこの地域で、奇妙な虫の目撃例が多発していたことを知る。それは”心霊蟲(しんれいちゅう)“と呼ばれ、古来から人知れず存在していた。
りんは心霊蟲の謎に迫っていくが、それは新たな恐怖の始まりに過ぎなかった……。
作品に込めた思い
極めてパーソナルな制作体制でしか生み出せないオリジナリティと作家性、世界観にこだわり、アニメーションの可能性に挑戦しました。気鋭のクリエイター、坂本サク(押井守監督作「イノセンス」のデジタルエフェクトや、NHK「みんなのうた」、松山市PRアニメ「マッツとヤンマとモブリさん」監督など)の長編映画デビュー作で、“超絶絵師”とも呼ばれる彼が監督、原作、脚本、アニメーション、音楽の一人五役をこなします。
クレジット
アラーニェの虫籠 ARAGNE :Sign of Vermillion
2018年8月 シネ・リーブル池袋、他にてロードショー
映画公式サイト https://www.ara-mushi.com/
監督・原作・脚本・アニメーション・音楽:坂本サク Saku Sakamoto
声の出演:花澤香菜 Kana Hanazawa
製作・プロデュース・監修:福谷修 Osamu Fukutani
プロデューサー:福谷はるな Haruna Fukutani
配給:株式会社プレシディオ Presidio Corporation
製作・著作:合同会社ゼリコ・フィルム zelicofilm,LLC
プロフィール
合同会社ゼリコ・フィルム
多部未華子主演の映画「こわい童謡」やNintendoDSゲーム「トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説」の監督・脚本、堀北真希主演で映画化された小説「渋谷怪談」などのクリエイター、福谷修が設立。第一回作品「レイズライン」はみちのく国際ミステリー映画祭角川オフシアター部門グランプリなど内外で受賞。他に映画「恐怖のお持ち帰り」製作・配給。アニメや実写、ゲームで、メジャーでは実現しにくい企画に挑戦しています。
お問い合わせ
東京都国分寺市西恋ヶ窪4-5-13
info@zelicofilm.co.jp
https://www.zelicofilm.com/
水の大地‐Water Ground‐
あらすじ
女性とAI潜水艇が深海を冒険するSFサバイバルアクション。
全ての大陸が水没した近未来。孤島で暮らす男女サラとリクには過去からタイムスリップしてきたという秘密があった。ある日リクは、過去へ戻る手がかりとなる潜水艇を発見、元の時代へ帰ると言い残し、深海で消息を絶ってしまう。
海にトラウマを抱えるサラはAI潜水艇の助けを得て、リクの救助に向かうが・・・。
作品に込めた思い
近年の世界的な災害を経験した若者たちが抱える「ある日突然、世界が変わってしまうかも」「大切な人だけは守りたい」といった思いを映像で表現し、前向きに生きることを力強く鼓舞するエンターテインメント作品です。
水没した現代の都市。深海に潜む巨大海獣。超進化したAI潜水艇と水中都市。そして未来に飛ばされた男女の結末とは。謎が謎をよぶミステリアスなストーリーで視聴者を引き込みます。
クレジット
原作:Tomovies
監督:高嶋友也
脚本:熊本浩武
キャラクターデザイン:大熊まい
キャラクターイメージ/主題歌:Celine Farach
音楽:TeddyLoid
製作総指揮:Octas, inc (Vince Shortino, Adam Lensenmayer)
制作:Tomovies
プロフィール
合同会社Tomovies
弊社は少数精鋭のスタッフと全国の提携クリエイターによってTVシリーズ、映画、Web、アプリ、CMを制作するCGアニメーションスタジオです。(代表作:TVアニメ『闇芝居(一期)』『影鰐 -KAGEWANI-』『働くお兄さん!』)海外展開を視野に入れて原作開発に力を入れており、短編映画『DON'T CRY』はハリウッドなど4ヶ国の映画祭にてベスト短編賞、優秀企画賞を受賞。10ヶ国で公式上映されました。
お問い合わせ
合同会社Tomovies(トムービーズ)
高嶋友也
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1−22−23−313
info@tomovies.co.jp
http://www.tomovies.co.jp
クラユカバ
あらすじ
物語の舞台は亜炭の紫煙に浮かぶ淡き夢の街、大帝都。その一端「扇町」の直下にて。
縦横に広がる地下通路!奥より沸きたる賊の群れ、また群れ!その妖しき空間を大蛇の如く突き進む一編成の装甲列車があった。
鋼の鎧に身を包み、七糎半の山砲で目標を木端微塵に打ち砕く、鉄路の怪物「ソコレ四六三号」!
それを指揮する謎の少女タンネとその仲間たちの向う先には一体、何が待ち受けているのか。
路地を縫うアケガタより地層を穿つクラガリの奥へ、果敢なる冒険が展開される!
作品に込めた思い
本作は、監督の塚原重義が学生時分よりライフワークとなっている夢想「もうひとつの東京」を舞台とする冒険活劇であります。2020年オリンピックを前に、「巨大首都」ではなく…塚原監督自身が生まれ育った「郷土東京」として、特に北東部の薫りをフィルムへ封入できれば…と考えています。
クレジット
監督:塚原重義
キャラクターデザイン:皆川一徳
プロデューサー:迫田祐樹
プロフィール
Twi-flo合同会社
Twiflo,LLC(トワフロ合同会社)はアニメコンテンツのプロデュース / 企画 / 制作、デジタル&インタラクティブ施策のプロデュース / 企画 / 制作を行っております。日本が持つ2Dアニメーションの良さを活かしつつ、制作のデジタル化を構造として取り入れることで既存のメディアやプラットフォームのフレームを超えた新しいアウトプットを目指しております。
お問い合わせ
迫田祐樹 / Yuki Sakoda
Twiflo, LLC
東京都世田谷区東玉川2-8-4
Email: yuuki_sakoda@twiflo.com
TEL: 080-4153-3566
http://twiflo.com
のら猫クロッチ
あらすじ
目力が強くて、けんかっ早いのら猫クロッチは都心に近いとある住宅地、ドミネコ通り界隈で生きる野良猫です。見かけは強面のワルだけれど、正義感が強い心優しいクロッチ。家も身寄りもありませんが、毎日を一所懸命、明るく生き抜いています。クルマも多く、事故や病気、飢えなど命の危険と隣り合わせのクロッチの気ばらしは弱猫詣で(ヨワネコモウデ)。界隈の飼い猫たちを表敬訪問し、臆病なシラタマを怖がらせて失神させたり、嫌われもの老猫にノミを振りかけて運動させたり、深窓の令猫ジョヴァンニにちょっかいをだすのです。好奇心旺盛でおせっかいなクロッチが、ドミネコ通り界隈の人間たち、のら猫、飼い猫、カラスや小鳥、小さな生き物たちと繰り広げる愛と感動の物語です。
作品に込めた思い
「貧困・争いのない世界をめざして」。エピソードをとおして子どもたちに伝えたいメッセージは「自分が”愛と真心”をもって、まわりに関わっていけば、よりよい世界をつくることができる!」ということ。そのために必要な「生きる力」と「他者を思いやる心」をのら猫クロッチは行動で伝えていきます。本作品をとおして、未来世代の世界の子どもたちに、”争わずに道をきりひらく” のら猫クロッチの心意気を、キャラクターの魅力いっぱいの個性とアニメーションの力で伝えます。
クレジット
のら猫クロッチ
原作者:かりにゃん
総合プロデューサー:イアン筒井
制作著作:株式会社ヌールエ(NURUE Inc.)
アニメーション Krocchi the Streetcat
監督:濱本真理
アニメーション:太田将人
アシスタントディレクター:會田真依子
監督・コンポジット・編集:大滝賢一
プロデューサー:望月重孝
アニメ制作:アスラフィルム
音楽:”Gioca con me” von CD “Stella stellina “ von “…e la luna?”
作曲:Martin Klenk
作詞:Eva Spagna
演奏:
ヴォーカル :エファ シュパーニャ
チェロ :マルティン クレンク
ギター :ホルガー シュリーシュテット
プロフィール
株式会社ヌールエ(NURUE Inc.)
1997年より動物かんきょう会議プロジェクトを展開していく中で、2つのオリジナル作品「せかい!動物かんきょう会議」と「のら猫クロッチ」が誕生。「せかい!動物かんきょう会議」は日本と世界の子どもたちが「動物になって、未来について考える」エデュテイメント作品。2010年に1stシリーズがNHK教育で全国地上波放送。2016年に2ndシリーズを日本・カナダ共同開発合意。2017年に第11回キッズデザイン賞・優秀賞《消費者担当大臣賞》受賞。「のら猫クロッチ」は、よりよい世界をつくるために「他者への思いやりと友情の大切さ」を伝える作品。
お問い合わせ
株式会社ヌールエ
筒井一郎
ian.tsutsui@gmail.com
03-5315-4535
http://nurue.com
ボーカルボルカちゃん
あらすじ
いつもスマホを手放せない少年”トカイ”くん。
ある日、博物館で不思議な貝殻の化石に吸い込まれ原始時代にタイムスリップしてしまいます。
たどりついたその場所は、恐竜と人間がたくましく共存する”恐竜島”でした。
この電波もバッテリーもない島で少年は、恐竜達とバンドを組んでいる元気いっぱいの少女ボルカちゃんに出会います。
スマホが使えないトカイくんは、色々な困難に直面しクヨクヨ悩んでしまいますがボルカちゃんは”そんなの気にしなくて、色々な方法があるよ”とメッセージを”歌”に込めて、元気に明るく伝えます。
作品に込めた思い
本作のキャッチフレーズは、“スマホがなくても大丈夫♪“
メインテーマは、”子供の生きる力を育む”です。
電子機器とは切っても切れない現代、子供達はよりその影響をダイレクトに受けています。
そんな時代だからこそ、子供達に”人間が昔から培ってきた知恵”や”自然の仕組みを伝える事”が大事だと考えました。
本作は、出来るだけ子供達に伝わりやすいように”歌”と”人形劇”を表現題材に選びました。
世界の子供達に楽しくメッセージを届け子供達がボルカちゃんと歌う姿を見る事が出来たらと願います。
クレジット
プロデューサー:加治佐興平
監督・CG監督:加治佐興平
美術監督:上野拡覚
キャラクターデザイン:今村卓也
テクニカルデザイナー:張中崢
制作:Volca株式会社
プロフィール
Volca株式会社
Volca(株)は、ゲームエンジンに特化したCGスタジオです。
"Unity"や"Unreal Engine"といったゲームエンジンを用いて映像やリアルタイムコンテンツを制作しております。
特に”Unityを使った映像制作”の実績が多く、定評があります。
子供向けオリジナルコンテンツの制作にも特に力を入れています。
お問い合わせ
Volca株式会社
加治佐 興平
kajisak@volca.tokyo
https://www.volca.tokyo/