東京アニメピッチグランプリ 結果発表
最優秀賞作品
優秀賞作品
最優秀賞作品
アムリタの饗宴

あらすじ
女子高生のたまひは、クラスメイトとの下校途中、前方に建つ巨大集合住宅での異様な怪異を目撃する。
驚き、あわて、集合住宅内へと足を踏み入れたたまひは、周囲から奇妙な視線や気配を感じて……。
作品に込めた思い
国際的なアニメーション作家、坂本サク監督が、前作『アラーニェの虫籠』に続いて、今回も一人で制作しています。個人制作のアニメ自体、珍しくない時代となりました。そんな中で、私たちが目指したのは、究極の個人制作アニメーションです。本作を通じて、様々な才能と出会いながら、個人制作ならではの独創的な作品の魅力をアピールすることで、日本のアニメの多様性を世界の人々に知ってほしいと思います。
クレジット
『アムリタの饗宴』 Feast of Amrita
2023年5月26日 シネ・リーブル池袋、他にて全国順次ロードショー
映画公式サイト https://www.amrita-movie.com/
監督・アニメーション・原作・脚本・音楽:坂本サク
声の出演:内田真礼、能登麻美子、MoeMi、花澤香菜(特別出演)
企画・製作・監修・プロデュース:福谷修
製作・配給・著作:合同会社ゼリコ・フィルム
ⒸSakuSakamoto / zelicofilm,LLC
受賞者プロフィール

合同会社ゼリコ・フィルム
多部未華子主演の映画『こわい童謡』やNintendoDSゲーム「トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説」の監督・脚本、堀北真希主演で映画化された小説「渋谷怪談」などのクリエイター、福谷修が設立。前作の長編アニメ映画『アラーニェの虫籠』は、アヌシー国際アニメーション映画祭 招待上映をはじめ、著名映画祭で続々上映され、大反響を呼んだ。2023年5月、新作アニメ映画『アムリタの饗宴』を公開。
お問い合わせ
合同会社ゼリコ・フィルム
東京都国分寺市西恋ヶ窪4-5-13
info@zelicofilm.co.jp
https://www.zelicofilm.com/
優秀賞作品
(注)掲載順序は事業者名の五十音順です
ザザムシ(仮)

あらすじ
人間の住む地上の遙か下に、広大なザザムシの世界があった。その田舎町に住む高校生「ザムザ」を中心に、家族、クラスメイト、ガールフレンドなどの青春を描くシリーズアニメ。仲間、嫉妬、裏切り、誘惑など、まるで人間社会の縮図だが、ひとつ違うのは、良いことも悪いこともすぐ忘れちゃうこと。だって虫だもの…。
ある日フットボールの試合に負けたザムザだったが、そんなことはすぐに忘れてYouTubeを見ていると、KISSの動画を発見。地上にも僕たちとそっくりの奴らがいると嬉しくなったザムザは「バンドやろう!」と一念発起。だけどいつまで続くやら…。
作品に込めた思い
昨今の人間社会では良いことも悪いことも極端になっていますが、それを地下に棲む虫に置き換え、すっとぼけたスラップスティックコメディとして描くことで、極端な表現から極端な日常を思い起こし、笑いだけではなく、何かひとつでも考えるきっかけになればと思っています。
クレジット
企画・総監督 うるまでるび
受賞者プロフィール

有限会社うるまでるびスタジオ
うるまとでるびの二人組アーティストユニット。「ウゴウゴルーガ」「おしりかじり虫」などで知られる。1990年代よりキャラクターをベースに、アニメーションや絵本、ソフトウェアなどの作品を発表している。5千枚を越えるイラスト連載「今日の気分」はWEBサイトで▶︎ https://urumadelvi.com / アニメーションはYouTubeで▶︎ https://youtube.com/urumadelvi
優秀賞作品
ジンゴチュール
~捨て猫ジンの不思議な動物園~(仮)

あらすじ
本作は、火事によって人間に捨てられ、心を閉ざした野良猫のジンと、火事からジンを救えなかったと
後悔する元飼い主のカゲヤマの成長の物語です。
そんな二人は、「ジンゴチュール」というカゲヤマが新開発した食べ物により「人間と動物が会話をすることが出来る」動物園で再び出会います。ジンは、カゲヤマや動物たち、飼育員のムギと心を通わせることで、閉じた心を少しづつ開いていきます。その裏で、カゲヤマの旧友であり動物園オーナーのキヨミヤは、ジンゴチュールを悪用し、動物を兵器とすることを目論んでいました。
そのことを知ったジンとカゲヤマは、動物園の仲間たちと力を合わせて、キヨミヤの悪事を止めようと動き出します。
作品に込めた思い
本作では、現実には叶わない、人間と動物が対等に会話をしている様子が描かれます。しかし、言葉が通じるからと言って、コミュニケーションが上手くいくとは限りません。
私たちは、本作で「想いを行動に移す事も大切」ということを訴えます。
この作品を通じて、世界中の子どもたちが、「人間、動物を問わず、心を通わせるためには何をすべきか」を知り、大人として成長していく一助になればうれしいです。
クレジット
企画・プロデュース:石原一志
脚本:永野たかひろ
キャラクターデザイン:Gurihiru
コンセプトアート:大屋和博
協力:水澤慎、矢代慧
受賞者プロフィール

株式会社StudioGOONEYS
日本には世界に誇れるコンテンツがたくさんあります。
日本だからこそ届けられる作品を作るため「日本のCGを世界へ」というテーマでアニメ・ゲーム・映画・プロモーションムービーやロゴデザインなど様々なエンタテイメントコンテンツにおいて企画、制作 に向き合っている3DCGプロダクションです。
お問い合わせ
住所 東京都中野区本町二丁目29番12号NFビル2階・3階
Webサイト https://gooneys.co.jp/
優秀賞作品
港下町どんちゃかメロディー

あらすじ
時は昭和30年代半ば(1955~)。演芸場で芸を披露する音楽漫談グループ「どんどこいこう」のイロハ、ミケ、タイコの3人組の珍道中。3人の夢はお金をためていろいろな場所にツアーに行くこと。でもついつい散財してしまってなかなかお金がたまらない!イロハは修理屋の無口なくまごろうに思いを寄せるが、想いがからまわっていつもドジってばかり。。。架空の港下町の、一癖も二癖もある住人達とおりなす、日々のもやもやを吹き飛ばすような痛快爆笑ミュージカル!
作品に込めた思い
国外で多くの人の「日本についての興味」がすごく熱いことを感じ、世界の中で唯一無二の大衆お笑い文化を、国内外両方の方々が楽しめるよう、快いリズムに乗せて紹介したいと思いました。また、日々のもやもやが吹き飛ぶような笑えるアニメを作りたいと思っています。
クレジット
企画・監督・原案・アート:Moet
受賞者プロフィール

Moon Face Animation
Moetが代表の個人事務所。国内外での幅広いアニメーション制作の経験を活かし、海外国内を問わず、多くの人が楽しめるコメディアニメーションの制作を目指しています。
お問い合わせ
Web- https://www.moonfaceanimation.com/
Email- moonfaceanimation@gmail.com